ダイエットを生活習慣に! ダイエットが続かない理由と続けるためのコツ

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ダイエットを始める前は「今回こそは絶対痩せる!」と誓ったはずなのに、何度も失敗する人、大勢いますよね。気合を入れて運動や食事制限をしても、なかなか思うように痩せないと、挫折してしまったりするものです。

意思が弱いせいというのもあるかもしれませんが、本気で痩せる気がないなどと自分を責めても、ダイエットは成功しません。そもそも、ダイエットは一生続けていけてこそ。一生常に強い意思をもって頑張れる人など一握りなのです。

それよりも、どうして続かないのか、原因をきちんと知り、どうしたら続けられるか考えることのほうが大切なのではないでしょうか。

今回は、ダイエットが続かない理由と、ダイエットを続けるためのコツについてご紹介します。

ダイエットが続かない人の特徴

短期間で痩せようとする

ダイエットが続かない人の特徴として、短期間で痩せようとしていることがまず挙げられます。一週間で5kg減量とか、夏までに10kg痩せてスタイルがよくなりたいとか、そもそもの理想が高すぎるパターンです。

厳しい目標を達成するため、「一日一食のみ食べる」「野菜以外食べない」「食事制限と運動を行う」など、ダイエットのやり方がハードになり、ストレスが溜まりやすい状態になりやすくなるのです。

短い期間で大幅に体重を落とすというのは、想像以上にとても難しいことなのです。しかも、それが達成できないと、一気にテンションが下がってダイエットをやめてしまうことにもつながります。

極端な食事制限をする

1週間で1キロ痩せるなどと決めて、食事をいきなり晩ご飯抜きにしたり、リンゴだけ食べたり、ヨーグルトだけ食べたり・・・

確かに一時は早く痩せるかもしれませんが、ひとつのものだけを食べるのは栄養バランスが悪いです。ストレスのもとにもなり、それが原因で過食をしてしまうかもしれません。何より、健康を害してダイエットをやめざるを得ない状況になりやすく、リバウンドのもとになります。

ある程度食事を減らすのはいいことなのですが、栄養面や過度な食事制限には気をつけましょう。

野菜やタンパク質を食べる量が少ない

野菜は、食物繊維をはじめビタミンやミネラルなど、ダイエットに必要な栄養素が豊富に含まれています。ダイエット中は特に意識して摂るようにしたいもの。しかし、食事の量を減らすとそれに応じて野菜の量が少なくなり、野菜不足から便秘や新陳代謝の低下などの原因になってしまいます。

同様に、タンパク質についても不足しがちです。ダイエットのためと肉や魚を控える人もいますが、これはよくありません。肉や魚に含まれるタンパク質は筋肉を作る材料になるため、不足すると筋肉量が減り、基礎代謝が落ちて逆に太りやすい体になってしまいます。

ダイエットグッズに頼る

運動や食事制限がきついからと、ダイエットグッズにだけ頼って他に運動も何もしないような人は、ほとんど続かないし痩せないです。これはそもそもの痩せる意思が弱いとも言えますね。

運動といっても、ダイエットのためであればきつい運動をする必要はなく、手軽に続けられるウォーキングなどから始めてみましょう。

食事制限のみで、運動をまったくしない

食事を制限してカロリーを押さえれば、確かに体重は落ちます。ですが、無理な食事制限は体調不良や病気のもとになって続かないもの。さらに、元の食事に戻せばすぐにリバウンドしてしまいます。適度な食事と適度な運動で痩せるのが、もっとも健康的なダイエット方法です。

食事を減らす代わりにコーヒーやジュースを飲む

食事の量を減らして、その分甘いコーヒーやジュースを飲む人がいます。飲み物であれば、食べ物より太らないような気がしてしまいがちですが、これらは糖分を多く含みますので、痩せられません。

ただし、水分をとることはダイエットにも健康にもとても大事なことです。水分はなるべく、ジュースではなく水やお茶からとってくださいね。

水分をとらない

水を飲んでも太るから、と水分をとるのを控える人がたまにいます。水分をとりすぎると体がむくむというイメージからでしょうか。

しかし、むしろ水分が不足すると老廃物の排出が滞り、代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。また、体のむくみは水分の過剰摂取よりも塩分の摂り過ぎが原因だと言われています。

きちんと水分をとることは、便秘やデトックスにつながり、結果ダイエットにもつながるのです。

夜食を食べる

夜は、仕事や育児、勉強から解放されるリラックスタイム。つい毎日のように、「今日一日頑張ったから」とご褒美のアイスやお菓子、お酒など口にしていませんか?

夜間は活動しないため、夜に高カロリーのものを食べると、そのまま脂肪として蓄積されてしまいます。ちょっと食べる程度でも、日中に食べるのとは訳が違うのが夜食。ダイエットのためにと晩ご飯を減らしても、夜にお腹がすいてお菓子を食べていては本末転倒です。

ダイエットを続けるためのコツ

毎日食べたものを記録する

ダイエットを続けるために、食べたものを毎日記録してみるのがおすすめです。朝昼晩の三食はもちろん、夜食や間食もしっかりと書き出しましょう。自分ではそれほど食べていないと思っても、書き出してみると、思った以上に食べ物を口にしていることがよくわかります。

ダイエットを続ける上で、自分を客観的に見るということがとても重要になります。自分を甘やかさず、他人が見る厳しい目で見れるようになると、くじけそうになった時にきっと力になるでしょう。

よく噛んで食べ、腹7〜8分目を心がける

いきなり食事の量を極端に減らすのではなく、まずはいつもの量の7~8分目を心がけるようにしましょう。満腹にせず、少し余裕がある状態で終わらせることで、摂取カロリーを楽に減らせるだけではなく、消化がよくなり、それまで胃腸に掛かっていた負担も減らすことができます。

また、よく噛んで食べることも大切です。噛むことで唾液が分泌されると、消化がよくなるだけでなく、満腹中枢が刺激されて少量でもお腹がいっぱいになります。

寝る前の3~4時間は何も食べない

寝る前に食べたものはそのまま脂肪として蓄積されます。例えカロリーが少ないものでも変わりません。寝る前はなるべく何も食べないようにして、食べたいものは日中に食べるようにしましょう。

寝る前にどうしてもお腹が空くのであれば、水やお茶を飲んでください。もう少しお腹に溜まるものが良い場合は炭酸水がおすすめですが、糖分の入ったものは避けてください。

さらにどうしても食べ応えのあるものが食べたい場合は、チョコレートがおすすめです。甘さ控えめのビターチョコを、1粒食べるだけで、かなり空腹感が紛れるはずです。

毎日体重計に乗る

毎日体重計に乗るという習慣をつけるだけで、ダイエットの結果は大きく変わります。ダイエットへのモチベーションが上がりやすいほか、食べ過ぎがわかりやすい数値で一目瞭然となるため、「食べたいもの」から「カロリーの少ないもの」を選ぶ食事へと意識をが向きやすくなります。

使う体重計は、できればデジタル式の100g単位まで表示されるタイプのものが良いでしょう。また、ノートやパソコン、スマホのアプリなどを使ってそれを記録することも大切です。数値の変化をグラフ化できるものがベストです。

嫌いな運動はしない

ダイエットに運動をとり入れることに気が進まないのは、「運動=ツラい」と思っているから。自分の苦手な運動を無理にしようとしても、それがストレスになって、結果続かないのではまったく意味がありません。まずは、自分にとって負担にならないような運動から始めましょう。

ウォーキングや、スクワットを10回だけやってみるといったちょっとした運動をやってみるのも良いです。簡単なことでも続けているうちに変化が現れてくるので、今まで苦手だった運動も苦にならなくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 「そんなの当たり前じゃん!」って思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ダイエットってそんな特別なものではなくて、当たり前に健康的な生活をしていればそれがダイエットなんです。栄養のあるものを、食べすぎに気をつけて食べ、適度に運動していれば、そんなに太りすぎる人っていませんよね。ダイエットは課題や修行ではなくて、生活習慣なんです。痩せたら終わりではなくて、ずっと続けるものです。

はじめは、お腹がすいたり、なんとなくだるかったりするかもしれません。いつもより食事が減った分、体がそれまで摂っていたエネルギーが少なくなって、「もっと食べろ!」と脳が指令を出すんです。ですが、そこで諦めたら逆効果。乗り越えれば、自然と続けられるようになっていきます。

ぜひ、自分がずっと続けていけるダイエットのかたちを見つけてみてください。少しずつでも着実に痩せて、ベストなスタイルをキープしていけることこそが、最高のダイエットだと思います。

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