案外ハードル低いかも。お家コーヒーのために私が買ったもの(はじめてのハンドドリップ)

暮らし

家でおいしいコーヒーが飲みたい!と始めたハンドドリップ。
今では、ほぼ毎日続けられる習慣になりました。

時間がなければインスタントコーヒーも飲むし、豆はスーパーで買っています。
(淹れ方もこだわりある人からみたら「おいおい」って感じかも笑)

でも私は十分満足しているので、ゆるくコーヒーを楽しみたい、って方へ必要なものを紹介させていただきます。

道具もそれほど高くなく、案外ハードル低いですよ♪

初期投資は約3,000円でした。


上の写真は現在あるコーヒーの道具。
はじめはもっと少なく、まずはじめに買ったのは、
ドリッパー:Kallita(カリタ)102(2~4人用)(amazonで当時570円)
ホーローのケトル:写真の白い方(ホームセンターで1,500円くらい)
濾紙:100枚入りで400円くらい
サーバー:Kalita 500サーバーN(amazonで当時793円)
:(近所のスーパーで600円くらい)
でした。

それから当分これだけで過ごしました。

購入の決め手は、結局 “見た目”

色々あって、どれがいいのかわからず、結局見た目で決めました。
最低限注意するのは、ドリッパーにあった大きさの濾紙かどうか、サーバーも大きさも然り。

でも結局は愛着がわいてドリッパーは会社用に色違いを購入。

結果、好きなものを選ぶのが一番。
コーヒーを淹れていない時も目に入ると嬉しい気持ちになれますからね♪

ポットについて

初めは左のホームセンターの安いポットで。

ちょっと慣れてくると、デザインが好きでどうしても欲しかった月兎印のポットを購入。
これ一つで初期投資を上回るという笑 (スリムポット 1.2リットルamazonで3,500円くらい)

比較すると、月兎印の方が口が長くて先が細いのでお湯のコントロールがしやすいと思います。

形は様々だし、お好きなもので。
IH対応のものや電気ケトルもあります。

私の持っているホーローのポットははIHに対応していませんが、やかんでお湯を沸かしてこちらに移すので問題なし。
移す時にいい感じの温度に下がるのでこの手順は外せません^^

ドリッパーについて


ずっしり感がお気に入りのKalitaのドリッパー。陶器です。
他にもステンレスやプラスチックなど色々あります!

最近テレビで気になったのがこれ、有田焼のドリッパー。
なんと濾紙なしで直接いけるとか。
気になるけど約4,000円、プレゼントに欲しい!笑
浄水器としても使えるらしいです!

(画像参照 224porcelain オンラインショップ http://224porcelain.shop-pro.jp/?pid=60392950

サーバーについて


当初、計りも使わずにサーバーの目盛りを頼りに淹れていたので必須でしたが、スケール(計り)で重さを計りながらいれるようになった今は1人分の時は使いません。(重さを計りながらカップに直接淹れられるから)

複数人分を一度に入れる時には必要です!夏にはサーバーに氷を入れて、その上からコーヒーを落としてアイスコーヒーを作ります◎

濾紙について


安いので良いのですが、漂白してないものが良かったのと、後はネットで口コミの良さそうなものを選びました。

ドリッパーに適した「大きさ」どうかだけ注意が必要です!

豆について


スーパーで買ってます。冷蔵庫保存で、できるだけ早く使い切るようにしています。

適当すぎた初期の淹れ方

豆の量は適当、お湯の温度も適当、入れる量はサーバーの目盛りを見ながら。

当然味は毎回違うけど、それがなぜかもわからない…という適当ぶり。
でもキッチンがコーヒーの香りに包まれたら「喫茶店の匂いがする〜」と嬉しかったし、それなりに楽しんでいました笑

転機 安定感ある味にたどり着いた2アイテム

だいぶ経ってからやっと追加したのが
・温度計(当時amazonで1290円)
・キッチンスケール(計り)(当時amazonで699円)

これは私のコーヒーライフのちょっとした転機。


はじめてこの2つを使ってコーヒーを淹れた時、
…え、なんか美味しい!とびっくり。

えぐみや酸味が出過ぎず、でもちゃんとコクと味わいのあるコーヒーになったんです。

「量」と「温度」の大事さに気づいた瞬間でした。

キッチンスケールについて


さてここで、今更ですがコーヒーを淹れる手順のおさらい。
(1)やかんでお湯を沸かし始める
(2)豆を用意(必要なら挽く)
(3)スケールにカップかサーバー、ドリッパー・濾紙をセット
(4)ドリッパーに豆をセット
(5)お湯が沸いたらポットに移す(いい感じにお湯の温度が下がる)
(6)豆全体が湿るくらいお湯を回し掛けて20、30秒くらい蒸らす。
(7)後はお湯をドロップ(YouTube等で動画見て勉強しました)

と私の場合はこんな感じ。
ここで「量」を気にしなくてはいけないポイントが2点。

「豆の量」と「お湯の量」です!

豆の量は豆の袋に書いてあることが多いのでそれを目安に決めてみてください。
ちなみに今ある豆の袋には
・1人当たりのコーヒー量 10g〜12g
・注ぐお湯の量 140cc〜160cc とありました!

私は一人分淹れる時にはこれよりも少し増やして15〜17gくらいに160ccのお湯を注いでいます。

注いだお湯は豆の間を通っていく間にどんどん美味しくなってカップに落ちます。でも1人分でコーヒーが少ないと、注いだと思ったらもコーヒーの層をあっという間に通過してカップに落ちてしまうわけです。

これでは、“コーヒーの香り付 ”のお湯。初めの頃よく失敗しました。笑
だから、人数が増えれば1人当たり10〜12gで計算するけど、1人の時はケチらず多めに豆を使っています。

これらの量を調整するのに必須なのがスケール。

上の手順の(4)濾紙までセットした時点でスケールの目盛りを0にしておいて豆を入れれば、豆のグラム数が測れます。

この後もう一度0にし、お湯を注ぎはじめます。
1cc=1gです。

蒸らしのお湯は20ccくらいが目安。

その後中央を狙って小さな「の」の字を書くような気持ちでなるべく一定のスピードでお湯を注ぎます。

ぎりぎりまでお湯を落としてしまうとえぐみが出ちゃうので、必要なお湯を入れたら素早くドリッパーを外すのもポイントです!

スケールが来てから直接カップに淹れられるから1人コーヒーが捗る♪

1人分だけ淹れる時、カップに直接いけるのがすごく便利です。
スケールがないと、カップ内の量がわからず気づいたらいっぱい、なんてことも(←実際やりました笑)

温度計について

次にもう一つ大切なお湯の温度。
私は92、3度が好きです!

一般的には温度が高いほど苦味が強くメリハリのある味、低温抽出ではまろやかな味が楽しめると言われています。

この、好みの入れ具合を調整できるのが、温度計!
一気に楽しみが広がります。

やかんで沸騰したお湯をポットに移してそこで温度を測っています。

さらに美味しく入れたくなった結果これを購入

コーヒーミルについて

ハンドドリップ続けられそうだなと思い、追加で購入したのがミル。
コーヒー豆を挽く機械です。

買ったのはHARIO(ハリオ)のコーヒーミル・セラミック スリム(当時3,240円)です。

電動でもよかったのですが、手動って楽しそうと思い購入。
豆の荒さは中のネジで簡単に調整できます。

結果、挽いた状態で保存するよりお湯を注いだ時の豆の膨らみや香りがいいような…

あと手挽きは予想どおり楽しかったのですが、案外力が要る!
最近はスピード重視なので、椅子に座ったり正座した状態で
太ももの間にミルを挟み、(使用しているものはくびれているので収まりがちょうどいい)
それはもう全力で豆を挽いてます笑

慣れればあっという間◎

分解して洗えるのもいいです。

ミルを買うまではこうしてました

ミルを手にいれるまでは、すでに挽かれた豆を買うか、スーパーのコーヒー豆売り場に備え付けの電動ミルを使用してました。

これが、近所のスーパーでは使っている人をあまり見ず、初めての時はまだレジを通していない豆の封を切っていいものかドキドキしました。
(開封して機械の上部に豆をいれ、その豆の袋を下に構えて待ってスイッチをいれると挽かれて出てきます。ガガガ…と、割と大きい音がします。挽き終わったらそれをレジへ持って行き清算。)

衛生面が気になったり、他の豆と混ざると嫌なら挽いた豆を買うのがいいですね〜

そんなこんなで毎日楽しく飲めるようになりました

知れば知るほど奥深そう、こだわりがある人が多い分野みたいだし足を踏み入れにくい…。

コーヒーだけじゃないのですが、好きな人はめちゃくちゃ好きだし、こだわりがあるじゃないですか。
そうすると、始めるにもそのくらい気合い入れてやらなきゃ美味しくならないのかな?めんどくさいな、ってハードルが高く感じます。

でも意外に、スーパーの豆でもおいしいし、安い道具でも楽しいし、慣れたらそれほど手間も感じません。
気になる方ははじめてみてくださいね♪

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