シンプルに楽しく暮らそう!お金をかけないライフスタイルのススメ

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「あといくらお金があれば」「お金を貯めなきゃ」「我慢して節約しなきゃ」・・・

お金についてこんな風に考えること、よくありますよね??

お金は本来、物々交換をしやすくする道具でしかありません。それに振り回されていたのでは、本末転倒です。お金の便利な道具としての正しい使い方を身につければ、人生はとても自由なものになります。

確かに、今の世の中、お金がすべて! のような言い方もよくされます。お金があればおいしいものも食べられるし、好きなところに行けるし、なんでもできます。

ですが、本当にそれだけが幸せなのでしょうか? お金がなければ豊かな人生は過ごせないのでしょうか?

そんなことはありません。お金がなくても、工夫することで楽しく豊かに生活することはできます。むしろ、お金の心配をしたり気にかけたりしなくていい分、本当に身も心もすっきりとした、お金にしばられない気持ちのいい人生にしていくことができます。

今回は、そんなお金をかけないライフスタイルにする方法についてご紹介します。

お金をたくさんもっている = 幸せ ?

毎日、せっせとお金のやりくりをしながら生活していると、使いきれないほどのお金をもっていて好きなだけ自由に使えることが一番幸せであるような気がしてしまいますが、本当にそうでしょうか。

もし家計簿をつけているなら、開いてみてください。つけていないなら、先週自分が何にお金を使ったか思い出してみてください。

お金を使った内容に対して、どう思ったでしょうか? 支払った金額の分、自分自身がきちんと満足できていると感じられますか? 幸せだと思えますか?

例えば行きたくもないつきあいの飲み代、世間体だけを気にして買った高価な服、自慢したいがためだけに行った旅行・・・そんな満足に値しない支出が多ければ、ライフスタイルも虚しいものかもしれません。せっかく苦労して稼いだ大切なお金を使っているのに、心が満足できないのです。「仕方ない」という気持ちもあるかもしれませんが、そうして我慢した結果送ることになるのは、幸せも楽しさも「この程度で仕方ない」と自分を納得させていく人生です。それでもいいと思えますか?

自分にとっての本当の幸せは、金額ではない

もちろん、自分の大事なことや好きなことに、それだけの価値があると納得してお金を使うなら、それは有意義で幸せなことだと言えます。お金があればその選択肢を増やすことはできます。ですが、これが欲しい、これを持っていたほうがいい、と思っていた高価なものたちを、本当に自分自身が欲しいと感じているのかどうか、一度じっくり考えてみてください。もしただの見栄や嫉妬、流行などで欲しがっていただけなら、そんなものに大事なお金と時間をかけるのはむしろ不幸せなことではありませんか?

自分にとっての満足感は、お金に左右されるようなものではないはずです。お金のかからない趣味や楽しみはいくらでもあります。もし、お金を使ってたくさん買い物をしたりするのが一番の楽しみであるなら、お金を使わない楽しみを増やすようにしてみましょう。

お金をかけない生活をするための4つのポイント

1.本当に必要なものにだけお金をかける

あなたは普段何にいくら使っているか把握していますか? 無駄な物を買ったりしていないでしょうか。起こるかどうかもわからない万一の保障のことばかり考えて、一番大事な今が苦しくなっていたりもしていないでしょうか。

そういったものを省き、本当に自分が必要なものにだけお金をかけることで、お金をかけない暮らしが自然とできるようになります。

まずは、今からすることや買おうとしている物が「本当に自分のしたいこと・欲しいもの」なのかどうか、自分に問いかけてみることから始めてみてください。少しでも迷ったときは、すぐに買わず一度考える時間を置くことで、お金との付き合い方が変わっていきます。

2.休日は「どこへ行こう」ではなく家でできる楽しみを考える

休日はどこかへお出かけしたくなります。子どもがいればなおさらで、「どこか行こう」とねだられるまま一日中外出なんてこともあります。
ですが、休日こそお金を使わずに家でのんびりできる日なのです。

レンタルショップで好きなDVDを借りてきて見るのもいいですし、本が読みたいなら図書館で借りてくればお金もかからず場所もとらず、収納グッズにかけるお金も不要です。子どもが出かけたがるなら、お昼を食べてから公園へ出かけるだけでも十分楽しめます。

出かけるときのポイントは、お昼や夕飯を外で食べなければいけない時間を避け、飲み物も家から持っていくことです。そうすれば余計なお金を使わなくてすみます。

3.好きな食材を買って家でおいしいものを食べる

いくら節約しようとしてもどうしてもなくすことのできない、食費。食費を節約しようとして、外食の頻度を減らしたり、高価な食材をケチったりすることが多いかと思います。でも、我慢してるとどうしても、急においしい外食が恋しくなったり、ストレスがたまったりしてしまいます。

自然に食費を減らすなら、スーパーでの買い物の仕方を思い切って変えてみましょう。

安いものや特売品ばかりでなく、たまには、ケチケチせず好きな食べ物を買って大好物を作って食べてみてください。家で作れば、外食よりずっと安く、好きなものを食べることができます。家での食事が楽しくなれば、外食したいという気持ちも自然となくなっていきます。

4.持ち物は少なく、持っているものを使う工夫を

服や家具、食器などなど、家中を整理して必要なものだけを残すようにしましょう。買い置きも必要最低限にするのがおすすめです。

ものが少ないと、それぞれのものをより大事にすることができます。使わないものをたくさん置いておくのは、気分もすっきりしませんし、すべてに気を配れないので、結局なくしてはまた買ったりということも増えてしまいます。

買い置きについても、習慣になってしまうと、多めに買っておくことで安心感を感じるようになってしまいます。結果、まだたくさんあるのに買ってしまったり、最悪使わなくなってしまったりということも起こってしまいます。それに、本来不必要だった買い置き品を置くための収納スペースを作るための時間やお金もかかります。

さらに、服などもあるものを工夫して着回すことで、どんな服があるか探したり余分に迷ったりする時間を、他の楽しいことにあてることができるようになります。少ない服でも十分おしゃれはできますし、クローゼットの中に、着たことすらない服もあったりしませんか?

長く使っていないものは、思い切って処分してしまいましょう。使うかもしれない「いつか」は、ほとんど来ないものですので心配ありません。「いつか」よりも「今」を快適に気持ちよく過ごすことを大事にしましょう。

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