3割増しでキレイに!証明写真や運転免許証の写真写りを劇的に良くするテクニック

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運転免許証を更新する際、毎回証明写真を撮り直しますよね。なぜか、運転免許証の顔写真って写真写りが悪くなることが多いのです。

ドライバーの皆さんなら、免許の更新時に出来上がった新しい運転免許を見て、がっかりしたことが一度はあるのではないでしょうか? 毎回更新のたびに憂鬱・・・なんて人も少なくないはず。かく言う私も、できることなら誰にも見せたくない出来栄え・・・。

運転免許証は、身分証明書として提示する場面もしばしばあり、3年も5年も常に携帯してお付き合いすることになる物ですから、どうせならうーんと美人にキレイに可愛く写りたいですよね。

今回は、運転免許証の写真写りを良くするためのテクニックをご紹介します。証明写真を撮影するのにも使えるテクニックですので、写真写りを気にする女性なら、覚えておいて損はありませんよ!

免許証の写真写りはなぜ悪いの?

運転免許証の写真は写りが悪い、と思う人はかなり多いです。テレビ番組でも、芸能人の運転免許証の写真写りの悪さがネタにされているのを見たことがありませんか? どんなに美人のモデルさんでも、運転免許証の写真だと残念な感じになってしまうようです。なぜ高確率で写真写りが悪くなってしまうのでしょうか。

ありのままの姿が写真に

免許証の写真は、身分証明として本人かどうかを確認するためのツールであるため、正確な表情をとらえなければなりません。そのため、帽子をかぶっていたり、髪の毛で顔の一部が隠れてしまっている場合は不許可になります。普段の写真なら隠せる髪の失敗や顔のウィークポイントなどがあらわになってしまうわけです。

ベストショットを狙えない

何度もやり直せる自撮りと違って一発勝負です。人間の表情は一瞬一瞬で変化しているため、ベストの瞬間を写真におさめるためには、その一瞬にシャッターを降ろさなければなりません。運転免許を更新する試験場などでは、1日に何百人もの人の写真を撮影するために、次から次に流れ作業で撮影していきます。その中で、一人一人の表情がキマる一瞬を狙って撮影することなど不可能です。さらに、席についてから撮影までに準備をする時間もほとんどないため、どうしても半目だったり、ぼーっとした表情になったりしてしまうんですね。

笑顔で写れない

歯を出して笑ってはいけないため、どうしても真面目な顔や、緊張した顔になってしまいます。無表情だと、写真写りが悪くなりやすいですよね。

カメラのレンズのせい

免許の更新時は、何百人という人が撮影の順番待ちをしているわけです。一人一人撮影するために、いちいちピントを合わせている時間はありません。そのため運転免許証の証明写真を撮るのに使うカメラには、ピントの合う範囲が広くてボケにくい広角レンズが用いられています。広角レンズは性質上、顔が引き伸ばされたように写ってしまうため、撮った写真にどうしてものっぺりとした印象があるのです。

写真写りが良く見えるポイント

  1. 美肌に見せる(顔色をよく見せ、しわやニキビ、ほうれい線などを見せない)
  2. 目を大きく見せる
  3. 二重あごなどのたるみを隠す
  4. 首をすっきり見せる
  5. 髪の毛や襟首などが乱れていない
  6. 笑顔の見せ方に注意

これらのポイントに気をつけることで、写真写りを良くすることができます。それぞれの方法についてご紹介していきます。

POINT1 美肌に見せる

メイクは明るめに、服も肌色がキレイに映える服を着て撮影に臨みましょう。

アイラインの目尻が跳ね上がったメイクや、ダークカラーを用いたモード系メイクを好む方もいらっしゃると思いますが、運転免許証の写真を撮る時だけは、出来るだけ明るいカラーを用いたメイクにしてください。運転免許証の写真撮影時には、濃い水色の背景をバックに撮影されますから、ナチュラルすぎるメイクだと顔色が悪く写ってしまいやすいのです。ハイライトやチークなどを活用し、血色の良い肌色に見えるように心掛けましょう。

また、服装についても、さらに顔色を明るく見せるために、ダークカラーの服よりも、ホワイト系の服を着ていくようにすると良いでしょう。

白いハンカチをレフ板代わりに

レフ板は、光を反射させて被写体を照らす目的で用いられる、白や銀色の反射板です。これを使うと、影になっている部分が鮮明になるだけでなく、立体的に見えるようになります。柔らかい日差しの下で撮影すると肌が綺麗に見えますが、レフ板はその効果を生み出すことができます。

そのレフ板の代用とするために、白いハンカチを膝の上に乗せてみましょう。ハンカチ一枚でも、光を反射してくれるので、肌が白く写り、小ジワも目立たなくなります。

POINT2 目を大きく見せる

目が与える印象の重要さは、誰でも知っているのではないでしょうか? 目の印象によって顔の印象が決まる、と言っても過言ではありません。生命力を感じさせるイキイキとした瞳で写ることを意識するだけでも、ぐんと可愛く写真に写ることができます。

シャッターが切られる前に、瞳をしっかり開くよう意識しましょう。かといって見開いたり、大きく見せようとしすぎると不自然な写真になりますので、あくまで「目をしっかり開く」程度を意識しましょう。

撮影時は、自分で思っている以上に目が閉じがちです。瞳が閉じているように見える、半目になりがち、瞳に光がないように映る方は特に気をつけてみてください。

POINT3 二重あごなどのたるみを隠す

背筋を伸ばし、あごを軽く引くことで、あごのたるみを隠すことができます。さらに目も大きく見えます。

また、Vネックや広めのUネックの服は、顔をすっきりと見せる効果があります。逆に襟元が詰まったデザインの服や、ハイネックは顔を大きく見せてしまいます。

あごの引きすぎはNG!

少しでもエラやたるみを隠そうとしてあご引きすぎると、二重あごになってしまうので注意しましょう。目も、にらみつけるような表情になってしまいますし、目の下のクマも目立ってしまいます。

事前に適切なあごの引き方やポジションを練習しておいたほうが良いでしょう。

POINT4 首をすっきり見せる

首がすっとスッキリ見えると、それだけでスリムな印象を与えます。しかし、首だけを必死に伸ばそうとして写ると、妙な緊張感が伝わってくる写真になってしまいます。

おすすめなのは、肩を心持ち下げるような気持ちで写真に写ること。自然と姿勢も良くなりますし、ナチュラルにすっきりと写真に映ることができるでしょう。

POINT5 髪の毛や襟元などが乱れていない

髪の毛や襟元が乱れたりしていないかどうか、写る前に鏡でチェックしましょう。髪は手ぐしで整えたつもりでも、鏡で見るとぴょんと跳ねていたり巻き髪が乱れていたりすることがあります。変な癖がついた姿で免許証の写真に残りたくないですよね。

襟元のヨレや糸くず、ネックレスのズレなど、大したことのなさそうなことでも、写真に写ると目立ちます。写真に写る際は、ヨレやすい服を着ないことも大切です。

POINT6 笑顔の見せ方に注意

基本的には笑顔で写るのはNGな運転免許証の顔写真ですが、あまりに無表情過ぎると唇端に影が映ってしまうため、写りを気にする場合は良くありません。しかし、笑い過ぎるとほうれい線などが目立ってしまいます。

「笑顔」というよりは「唇を左右に少し伸ばして、口角を軽く上にあげる」程度の表情を作りましょう。しわなども出ず、ほどよい印象の写真になります。

口元をきつく閉めすぎない

口元をきつく閉めすぎると、若さを感じない暗い印象の写真になってしまいます。口元をほんの少しだけ開き加減にするか、唇を軽く閉じて口角を少し上にあげましょう。

堂々と見せられる運転免許証を目指しましょう!

3年や5年に一度、まして誰もが笑顔にもならない免許証の写真撮影では、緊張してしまうのも無理はありません。さらに、撮影はほんの一瞬。すべてのポイントを意識しようとしても、タイミングを逃してしまったりするかもしれません。

それでも、これらのポイントを意識して実践すれば、写りが格段に良くなるはず! 自信を持って他人に見せられるような運転免許証を撮影できると良いですね♪

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