お手軽調理で便秘解消!スムージーの効果とおすすめレシピ

美容食品

芸能人やモデルが愛用しているダイエット方法として、スムージーダイエットがブームになっています。

「一週間で−5kg!」のような劇的な変化はないものの、コツコツと続けることで健康的に痩せられることや、作るのが簡単なこと、いろいろな材料で作ることで味に飽きないことが人気のポイントです。

今回は、スムージーの美容効果とおすすめレシピをご紹介します。

スムージーとは?

スムージーは、凍らせた果物や野菜等を使った、シャーベット状の飲み物です。フローズンドリンクやシェイクにも似ていますが、それらが材料に氷を入れて作るのに対し、スムージーは材料そのものを凍らせて作るのが特徴です。

スムージーの基本のレシピ

  1. 細かく切った果物や野菜等を、冷凍庫の中に入れ凍らせます。
  2. 凍った材料を牛乳や氷等と一緒に、ミキサーに入れます。
  3. ミキサーでかき混ぜれば完成。

最近ダイエットにいいとして話題になっている「グリーンスムージー」は、生の葉野菜と旬の果物と水を使って作るスムージーのことです。こちらは材料を凍らせず、常温のまま新鮮な葉野菜で作ります。

ここではこのグリーンスムージーのことについてお話していきたいと思います。

スムージーのメリット

ダイエットに良いオシャレで健康的な飲み物というイメージのスムージーですが、最大のポイントは、野菜や果物を丸ごと摂れることでしょう。材料をミキサーでシェイクするだけなので、食物繊維はもちろん、加熱により壊れてしまうビタミンなどの栄養もそのまま摂ることができます。作るのが簡単なのもポイントですよね。

綺麗になりたいなら断然おすすめグリーンスムージー!

スムージーは、野菜や果物の数だけ種類がありますが、中でもグリーンスムージーは美容・健康効果が高いと言われています。

美肌効果

野菜や果物にはたくさんのビタミンが含まれていますが、美肌に欠かせないビタミンと言えばビタミンCです。ビタミンCは熱に弱いことから、加熱調理をすると多くの成分を失ってしまうことになります。

その点スムージーは熱を加えないため、効率よくビタミンCを摂取することができます。

痩せやすい体質になる

活性酸素は老化の根源とも言われていて、生活習慣病などの病気になりやすくなってしまったり、新陳代謝が落ち太りやすくなってしまう物質です。紫外線や化学物質、食品添加物、環境汚染、ストレスなどが原因で、私たちの体はこの活性酸素を体内で生み出してしまいます。

グリーンスムージーの原料となる生の野菜や果物には、酵素が豊富に含まれています。酵素には体内で活性酸素を無害なものへ換える働きがあり、体を活性化させ免疫力を高め、痩せやすい体質にしてくれます。

便秘を解消

グリーンスムージーには食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維が腸のぜん動運動を促し、便秘を解消してくれます。
また、酵素には消化機能を助ける働きもあり、腸に溜まった老廃物を排出してくれます。

むくみを解消

野菜や果物に含まれるカリウムには利尿作用があり、むくみを解消してくれます。
むくみはお肌にぼこぼこ出てくるセルライトの原因とも言われているため、セルライトの予防効果も期待できます。

血液サラサラで冷え性・肌荒れの改善

葉物野菜には血液の流れを悪くする血栓ができるのを防ぐクロロフィルと呼ばれる成分が多く含まれています。
血液の流れがスムーズになり酸素が体の隅々まで行き渡るので、冷え症の改善や肌荒れなども予防します。

野菜や果物を選ぶポイント

スムージーダイエットは、好きな野菜や果物を入れてミキサーで混ぜるだけでできるので簡単ですが、効果を最大限に発揮するためにはいくつかポイントがあります。

入れるものはなんでも良いわけではない

でんぷん質の多い野菜と果物は相性があまりよくないため、腸内でガスが発生しやすくなってしまいます。

じゃがいもやさつまいも、かぼちゃ、にんじん、とうもろこし、キャベツや白菜の芯など、でんぷん質を多く含む野菜は避けましょう。その他根菜類やオクラ、豆類などにも多く含まれます。

また、もやしやキュウリのように、成分のほとんどが水分である野菜も、栄養の摂取効率が悪くなりますのであまりおすすめしません。せっかく飲むならなるべくたくさん栄養を摂れるほうがいいですもんね。

毒性のある野菜に注意

スプラウトやカイワレなど、栄養豊富なのでたくさん入れたくなりますが、大量に摂取するのは危険です。スプラウトには、毒性をもつことが多いアルカロイド系の物質が含まれるとされています。少量であれば問題ありませんので、入れる場合は生食する際と同程度の量にとどめましょう。

また、小松菜やほうれん草などに含まれる硝酸態窒素も身体に悪い影響があるとされています。茹でることによって含有量を減少させることができますので、これらの野菜は一度茹でてから使用しましょう。

一度に使う具材はシンプルに

一度にたくさんの野菜や果物を入れて、いろいろな栄養を摂りたくなりますが、消化に負担がかかってしまうため、具材はシンプルにしましょう。葉物野菜は1種類のみを使います。フルーツも3種類程度までにしましょう。

また、毎日同じ具材を使うのではなく、色々な野菜や果物を使う方が栄養に偏りが生じず、健康的にダイエットを行うことができます。味も色々楽しめて一石二鳥ですね。

スムージーを作るポイント

牛乳などで割らずに作るのがベスト

野菜の苦味や青臭さで飲みにくいかもしれませんが、なるべく牛乳や豆乳などで割らずに、水で作るのがベストです。どうしても気になる場合は、果物6:野菜4の比率で入れると飲みやすくなります。

野菜は常温に置いてから使う

野菜や果物は冷蔵庫から出したものをすぐに使わず、常温に置いてから使用しましょう。冷たいスムージーは内蔵を冷やしてしまい、かえって便秘などの症状が重くなってしまう場合があります。

水分の多いものから順番に入れる

ミキサーに入れるとき、水分の多い材料から入れていくと、ミキサーが空回りせずしっかり混ざります。
順番は、水分の多いもの → 柔らかいもの → 葉野菜 → 硬いもの の順番に入れてください。

おすすめレシピ

基本のグリーンスムージー

  • 小松菜1/3把
  • りんご1/2個
  • バナナ1個
  • 水100cc

青臭さが気になる方はレモンを加えると臭みが軽減されます。小松菜はクセがない上、りんごやバナナの甘さで飲みやすい味に仕上がります。グリーンスムージー作りが初めての方におすすめです。

朝のグリーンスムージー

  • ほうれん草3株
  • りんご1/2個
  • バナナ1本
  • 水100cc

グリーンをほうれん草に変えたバージョン。ほうれん草には鉄分が豊富に含まれているので、貧血になりやすい女性にうれしいレシピです。

キウイと小松菜のグリーンスムージー

  • 小松菜1/2把
  • キウイ1個
  • はちみつ大さじ1
  • レモン果汁大さじ1
  • 水200cc

キウイは、ビタミンCや食物繊維、たんぱく質、鉄など、果物の中でもトップクラスの栄養素充足率なんです。日々の食事で足りない栄養素を補うことができます。

ダイエットスムージー

  • 小松菜1〜2把
  • バナナ1本
  • りんご1/4個
  • 水200cc

ダイエットにおすすめの、さっぱりと飲みやすいスムージーです。

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