寒い季節は熱々おでんで美活!美容に良いおでんの具材まとめ
寒くなると、熱々の「おでん」が食べたくなりますよね。コンビニに寄ると、おでんのいい香りについつい引き寄せられてしまったり。あったか~いおでんを食べれば、身も心もほっこり♪
薄味で低カロリーなおでんは、脂肪を蓄えやすい冬には嬉しいお料理です。また、いろいろな具材を食べることができるのも栄養面で高ポイント! 種類がいろいろあって迷ってしまいますが、おでんの具には、美容に効果的なものがたくさんあるんです!
今回は、美容に良いおでんの具材についてご紹介します。
目次
美容に良いおすすめ具材6つ
こんにゃく
こんにゃくには美白作用がある上、シワを減らし、肌のハリや弾力、潤いをキープしてくれるセラミドがたっぷり含まれています。しかも、カロリーはほぼゼロで、食物繊維やカルシウムも豊富。肌荒れの原因にもなる便秘の解消にも効果大で、美肌効果は抜群のおすすめ具材です♪
牛すじ
ヒアルロン酸がたっぷり含まれた牛すじも、言わずと知れた美肌食材です。牛すじのコラーゲン含有量は、100g中30mg強にもなり、なんとコラーゲンの多いイメージのある鶏皮やフカヒレをも凌ぎます。ハリとツヤのある美しい肌作りには欠かせない具材ですね!
あっさり系の食材が多いおでんの具の中では肉感のある牛すじですが、高タンパクのわりに脂質が少ないため、ダイエット中でも安心していただけます♪
はんぺん
ほんのり甘くてふわふわ食感のはんぺんは、白身魚と卵白、山芋を主原料としているため、肌荒れを防ぎ美肌作りに欠かせない良質なタンパク質が豊富。しかも肉類に比べてヘルシーなので、カロリーを抑えながらも美肌に役立ちます。
大根
胃腸などの疲れから肌が荒れてしまったときは、大根がおすすめ! 消化酵素のジオスターゼが豊富に含まれているため、胃腸の働きを助けてくれます。さらに、コラーゲン生成になくてはならないビタミンCも豊富!
たまご
たまごに含まれる良質なコレステロールは、美活に重要な女性ホルモンの分泌を促進します。また、アミノ酸や、ビタミン類、カルシウム、鉄分などもバランスよく含んだ美肌食材なんです♪ ただし、摂りすぎには注意!
昆布
昆布に含まれる食物繊維の一種「フコキサンチン」は、お肌を老化させる活性酸素の働きを抑えるため、アンチエイジングに効果があります。また、カルシウムやビタミン類、ミネラルも豊富で、美肌や健康作りにはもってこいなんです!
具材はバランスよく選びましょう!
具材をバランスよく選ぶことで、おいしくて栄養バランスもよくなります。次のグループをなるべくそろえるようにしてください。
食物繊維たっぷりグループ
昆布・大根・こんにゃく・白滝・じゃがいもなど
低カロリーなものが多く、もし食べ過ぎてしまってもカロリーの摂りすぎになりづらいです。また、じゃがいものビタミンCは熱に強いため、おでんのような煮込み料理でもビタミンCをしっかり摂取することができます。
その他、コンビニで見かけるロールキャベツやトマトなどの変りダネ具材も、食物繊維が多い具材です。
大豆製品グループ
がんもどき・厚揚げ・焼き豆腐など
大豆は、タンパク質・鉄分・カルシウムなどが豊富で栄養価が高く、「畑の肉」とも呼ばれている健康食材。「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと同じく、女性の健康や美しさを保つ働きがあります。
練り製品グループ
はんぺん・ちくわ・つみれ・さつま揚げなど
イワシなどの青魚から作られている練り製品は、DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていて、血流を良くしてくれます。血行は、美容にも健康にもとっても重要! 高タンパク・低脂質で美容に嬉しく、カルシウムも摂れます。
動物性タンパク質グループ
牛すじ・玉子など
牛すじは他の肉に比べるとカロリー控えめで、動物性タンパク質とコラーゲンが豊富です。たまごは、言わずと知れた栄養満点健康食材! 摂りすぎには注意が必要ですが、健康に美しくなるためには必要な食材です。
おでんと合わせて摂りたい栄養素
おでんは、いろいろな食材を食べることでバランスよく栄養を摂りやすい食べ物ですが、かといっておでんだけではいけません。不足してしまう栄養に注意しましょう!
炭水化物
脳のエネルギー源になる炭水化物ですが、おでんの具材だけではやや不足気味。主食としてお茶碗1杯のご飯を食べましょう。ただし、ウインナーやつみれ、餅入り巾着など炭水化物(糖質)の多い具材を食べる場合は、おでんだけで十分な場合もあります。
ビタミン
煮込み料理であるおでんには、緑の具材がありません。ビタミンの多くは熱に弱いので、生野菜のサラダやフルーツなどを食べると良いでしょう。ヘルシーなおでんですが、プラス野菜を心がけてください。
ダイエット目的でおでんを食べるなら
基本的にあっさりとしたヘルシーな料理であるおでんですが、ダイエットを意識するなら気をつけなければならないことがあります。
油で揚げてある具材は控える
おでんの具材には油で揚げられているものも多いですが、ダイエットには不向きです。こんにゃくや大根、昆布巻きなど、油で揚げていない具材を中心に選ぶようにしましょう。ただし、ダイエット中でも脂肪を燃焼するためのエネルギーは必要ですので、まったく食べないのは良くありません。
だしは残す
体が温まり、具材の味が染み出したおいしいおでんのだしは、つい飲み干したくなりますが、塩分の摂りすぎになってしまいます。全部飲まずに残すようにしましょう。大根や練り物などを中心に、長時間煮込まれて具材に味の染み込んだおでんはとてもおいしいですが、特に気をつけてください。
野菜も一緒に食べる
おでんは練り物や油で揚げている具材が多く、野菜が不足しがちです。ビタミンなどを摂るため、野菜も一緒に食べるように心がけてください。
炭酸水で簡単に味の染みたおでんが作れる!
おでんのような煮込み料理は、食材の中までしっかり味を染み込ませるためには時間がかかります。ですが、よく味の染みた大根やたまご・・・想像するだけでもたまりませんね。実は、「炭酸水」を使うことで、簡単に味の染みたおでんが作れちゃうんです!
やり方は簡単で、水の代わりに炭酸水を使うだけ。炭酸水の中の泡が、加熱することで気化して気泡になり、おでんの具材にだしを染み込ませるための隙間を作ってくれるんだとか。
熱々おでんで冬も美活!
体の芯からじんわり温まり、寒い時期は毎日でも食べたくなるおでん。ヘルシーなおでんですが、美容に良い具材を選んで、美肌メニューにしちゃいましょう♪