便秘や心臓病の予防にも!?チョコレートの驚くべき健康効果!
突然ですが、チョコレート、食べてますか?
美しいスタイルや肌を手に入れるために日々努力をしている女性の皆さんの中には、「チョコレート大好きだけど、我慢してる・・・」って方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
チョコレートを食べると太る! 虫歯もできる! ってよく言われますよね。だからチョコレートを食べないようにしている方が多いです。かくいう私も、以前はチョコレート食べないようにしていました・・・。
でもこれって、実は間違いなんです。
今回は、チョコレートの健康効果と悪い噂の真実についてご紹介したいと思います。
目次
おいしいだけじゃない、チョコレートの健康パワー!
チョコレートやココアの原料であるカカオ豆には、さまざまな病気の元凶である活性酸素を抑える抗酸化物質のカカオ・ポリフェノールが豊富に含まれています。
心臓病、感染症、冷え性、便秘、ストレス障害・・・
これら全部、チョコレートに含まれる成分によって改善されるのだとか!
カカオ・ポリフェノールの効能ってどんなの?
カカオ・ポリフェノールにはさまざまな効能がありますが、代表的なのが動脈硬化を防ぐというものです。動脈硬化は、LDLコレステロールが活性酸素によって悪玉化することで起こりますが、カカオ・ポリフェノールはこの活性酸素を抑えるので、動脈硬化を防ぎます。
また、血管を拡げる作用もあるので、高血圧や冷え性、血栓などの予防にもなります。
これを裏付けるデータもあり、北欧諸国で10年間にわたる追跡調査をしたところ、チョコレートやココアの摂取量の多い人ほど心臓病が少ないという医学研究結果が2012年に発表されたそうですよ!
1日にどのくらいのチョコレートを食べるのがいいの?
チョコレートの効果で動脈硬化による心臓病を防ぐには、1日に約20gのチョコレートを食べるだけで効果があります。20gはだいたい、板チョコなら2列ほど、一口チョコなら4粒程度です。
ただ、砂糖のたくさん入った甘いチョコレートは、食べ過ぎると肥満や糖尿病の原因になってしまいます。違う病気になってしまっては本末転倒ですね。ついつい食べすぎてしまわないように注意です!
板チョコであれば、ビターなら1枚、ミルクチョコなら1列残すくらいまでにしておきましょう。1日に50g程度までなら健康に問題はないとされています。
チョコレートは肥満や虫歯の原因ではない!
冒頭で少し触れましたが、「チョコレートは肥満になる、ダイエットの大敵」「虫歯ができやすいから食べないほうが良い」といった話は、実は本当ではないのです。
正確には、これらはチョコレートそのものが原因なのではなく、甘いチョコレート菓子に含まれる糖分や脂質が原因なのです。本来カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりにくいのです。
さらに、チョコレートは少量でも高い満足感が得られます。チョコレートを少しだけ食べることで、食事制限によるダイエット中のストレスや空腹感を軽減でき、他の高カロリーな食品を食べなくて済むため、肥満の抑制にもなります。
カカオの食物繊維で便秘予防に効果が!
便秘、女性の大敵ですよね。大腸がんの原因にもなってしまいます。
チョコレートの原料であるカカオには、リグニンという食物繊維が多く含まれるため、便秘予防にも効果があります。感染症で消化管の機能が低下した患者さんの消化官にチョコレートを入れると、便通がよくなり、病気の回復力も高まったという学会発表もあります。カカオ成分には抗菌作用もあり、ピロリ菌や大腸菌も抑制されます。
カカオの抗菌作用で虫歯も予防!
カカオ成分には虫歯の原因菌となるソブリナス菌を抑える働きがあることもわかっています。チョコレートは、虫歯の原因になるどころか、逆に抑える効果があったのです。
もちろん、食べ過ぎたり、食べかすを歯磨きでケアしたりしていないと、チョコレートに含まれる糖分で虫歯になってしまいますので注意が必要です!
集中力や記憶力の向上にも効果が!保存食としても有用
チョコレートを食べたり香りをかいだりすると、集中力や記憶力が高まるということも、研究で実証されています。また、認知機能を高める効果もあります。
テストの前にチョコレートを食べると頭が働く、なんて話、聞いたことありませんか? 私も学生の頃、テストの朝、母にチョコレートをすすめられました。これって本当に効果があったんですね。
また、チョコレートの一人当たりの年間消費量がトップクラスのスイス、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、イギリス、ノルウェー、イタリアなどはノーベル賞受賞者も多いという調査結果も発表されています。
まとめ
- カカオ・ポリフェノールが高血圧・冷え性・動脈硬化を予防!
- 便秘や虫歯の予防にも効果あり!
- 甘さ控えめのチョコレートがおすすめ!1日50gまで!
チョコレートの良くない作用は、ほとんどが甘いチョコレート菓子に含まれる糖分と脂質によるものです。本来カカオは、さまざまな効果のある健康食品なのです! ポリフェノールと食物繊維の他にも、カルシウムやミネラル、鉄分、亜鉛など、女性に嬉しい栄養素がたくさん!
甘さ控えめのチョコレートで、おいしく健康的になっちゃいましょう♪