思わず触れたくなる髪へ!サラツヤの美髪を保つための簡単ヘアケア法
美しい髪は、女性らしさと美しさ、健康のシンボル。風になびくサラサラツヤツヤのストレートヘアは、誰もが憧れますよね。
髪が美しいだけで、美人度はぐっと上がります。見た目に美しいのはもちろんですが、それだけ手をかけていることの証明でもあるからです。隅々まで自分自身のケアを怠らない女性は美しいものです。
ですが美しい髪を手に入れるためには、ヘアエステに通ったり、高価なトリートメントやヘアマスクを買ったりなど、とにかくお金がかかるイメージで、諦めてしまっている方も多いのでは?
ですが大丈夫! 普段からコツコツと正しいヘアケアを続ければ、憧れの美しい髪を手に入れることは夢ではありません。
今回は、美しい髪をつくり、髪の美しさを保つための簡単なヘアケア法についてご紹介します。
目次
シャンプー前のブラッシング
シャンプーをする前には、ブラシで丁寧にブラッシングしましょう。できれば静電気を発生させない豚毛や猪毛のブラシで、特に毛先が柔らかいものがおすすめです。
シャンプー前のブラッシングは、髪の絡まりなどを取るという目的もありますが、髪についた汚れなどを先に取っておくことで、シャンプーの効果を高めてくれるのです。
ブラッシングは1日2〜3回!
1日に2〜3回、マッサージするように髪をブラッシングするだけで、頭皮の血行を良くします。結果、美しい髪の成長を促し、髪全体の栄養状態も向上させます。
ただし、髪が乾いていない状態でのブラッシングは逆に髪を傷めてしまいますので注意! 寝起きなど髪が絡まった時や、シャンプー前・ドライヤー後などに丁寧にブラッシングするのがおすすめです。
トリートメントで髪に栄養を
サロンでのトリートメントはもちろんおすすめですが、大切なのは普段のヘアケアです。紫外線や摩擦ダメージ、ドライヤーの熱などから髪を守ってくれる、毎日のトリートメントは忘れずに行ってくださいね。
(商品のタイプによっては週2〜3回で良い場合もあるので、適切な頻度を守りましょう。)
トリートメントをする際のポイント
- シャンプーの後、水分を軽く絞ってからトリートメントをつける
- トリートメントは頭皮につかないよう、中間から毛先につける(毛先は重点的に、つまむようにして揉み込む)
- 目が粗めのコームでとかし、トリートメントを均一に馴染ませる
- トリートメントをつけたら蒸しタオルで髪を包み、5分ほどおく(すぐ流していいものはすぐ流してOK)
- すすぎ残しのないように、やさしくすすぐ
基本的には、トリートメントはシャンプーと同じシリーズの商品を選ぶことで効果を得やすくなります。自分の髪質に合ったトリートメントを使って、正しいケアを心掛けましょう。
インバスかアウトバスか
洗い流さないアウトバストリートメントも人気があります。有効成分が髪に長く留まるため、長い時間をかけて髪のダメージを補修することができます。洗い流す際に髪をこすってしまう心配もありません。
アウトバストリートメントの場合は、タオルドライのあと、ドライヤーの前に使います。こうすることで、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
インバスかアウトバスかの選択は、髪質や好みによって変わってきますが、一般的に髪のダメージ補修に重点を置きたい時はインバストリートメント、髪の内部だけでなく表面もケアしたい時はアウトバストリートメントが良いでしょう。使い勝手の良さや効能、髪の状態を考えて、状況によって使い分けることも大切です。
最後に冷たいシャワーで髪をすすぐ
シャンプーはお湯で洗うことで、毛穴を開き、毛穴や頭皮の汚れをしっかり落とすことができますが、そのままにしておくと頭皮が乾燥し、パサパサでツヤのない髪にしてしまいます。冷水浴は気分がすっきりするだけでなく、ツヤのある美しい髪を作り、熱いお湯のダメージによる抜け毛や薄毛、フケなどの予防にもなります。
シャンプーとコンディショナーを済ませたあとの仕上げに、冷たい水で髪をすすぎましょう。毛包が締まり、頭皮の血行が良くなることで、髪に栄養が届きやすくなります。結果、ツヤツヤでサラサラのコシのある美髪になり、髪の成長も助けます。
冷たい水を頭から浴びるのって、ちょっと勇気がいりますが、ぜひチャレンジしてみてください! 刺激が強すぎる場合もあるので、最初は少し冷たく感じる程度のぬるま湯から慣らしていくと良いですよ♪ また、心臓や肺の弱い方は、無理のない温度で行ってください。
冷水シャワーは必ず最後に!
注意しなければならないのが、冷水は必ず最後に浴びることです。冷水のあとに熱いお湯を浴びると、せっかく引き締まった毛穴が再度開いてしまい、冷水シャワーの効果を得ることができません。
また、冷水が髪にいいからといって、冷水でシャンプーをするのも良くありません。毛穴の汚れを落とす前に締まってしまい、汚れが落ちないため、かえって頭皮の状態を悪くしてしまいます。熱すぎない38度くらいのお湯でシャンプーしてしっかり汚れを落とし、シャンプーやリンス、トリートメントが頭皮に残らないようしっかりすすいでから、仕上げに冷水シャワーを浴びましょう。
シャンプー後はすぐに乾かす
お風呂から上がったら髪をタオルで巻いて、しばらく休んでから乾かす人は多いと思います。でも、実はこれ髪にはNG。濡れた髪はキューティクルが開いた状態になっているので、外部からのダメージでキューティクルがはがれ、髪のパサつきや引っかかり、切れ毛などの原因になります。ドライヤーをかける時になかなかうねりが取れない、なんてことも。
また、頭皮を濡れたままにしておくと冬場などはすぐに冷え、頭皮の血行が悪くなります。さらに、頭皮がムレて皮膚炎やフケなどのトラブルを招く可能性もあります。
そうならないためにも、髪はなるべく早く乾かすようにしましょう。優しくタオルで押さえるようにタオルドライし、手早くドライヤーで乾かします。ドライヤーで乾かす際は、以下のポイントに注意してください。
- ドライヤーは頭から20cm以上離して使う
- 同じ場所に3秒以上熱風を当てない
- キューティクルの向きに沿って、毛先に向かう方向に風を当てる
- 手でバサバサと髪の毛をほぐすのでなく、ドライヤーのヘッド部分を振って乾かす
- 8割程度乾かしたら、冷風を当ててキューティクルを引き締める
間違ったドライヤーの使い方をしていると、髪の毛や頭皮を傷める可能性があります。また、安いドライヤーは熱で髪が痛みやすいので、なるべく良いものを使うのも美髪をつくるには重要なポイントです。
寝る時は髪を結んで摩擦から守る
髪の長い人は寝ている間に摩擦で絡まりやすく、ダメージの元になります。それを防いでくれる、ナイトキャップというアイテムを使うのがおすすめです。
彼氏や夫の前などナイトキャップに抵抗のある場合は、髪を結んで寝るのがおすすめ。特にロングの方は、左右半分に分けて、ゆるめのゴムで、跡が残りすぎない程度にゆるく三つ編みしましょう。表面の摩擦が減るので、切れ毛などが改善されますよ♪
朝のスタイリング前のトリートメント
朝起きてスタイリングをする時、髪にそのまま熱を入れていませんか? ヘアアイロンの熱は髪には大ダメージです。スプレーで寝ぐせを直したら、洗い流さないトリートメントをつけてから、ドライヤーやヘアアイロンをかけるようにしましょう。
ヘアアイロンは長時間当てない
ヘアアイロンは、高温を髪に当てているので、見た目はキレイになって見えても髪はかなりのダメージを受けています。アイロンの温度は高すぎない設定(170~180℃まで)で使用するように心がけましょう。また、同じ場所に長く当てずに滑らせるようにして使いましょう。
また、ボリュームが気になる人はヘアアイロンの前にセットスプレーを振りましょう。ストレートの持ちが良くなる上に、髪をコーティングしてくれるのでダメージ軽減に役立ちます。
髪全体の真ん中あたりに、軽くセットスプレーを離し気味に振りかけてからヘアアイロンを滑らせるようにします。髪が固まらないよう、少しずつ振るのがポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 髪は女の命と言います。健康な美髪は、いかに美しく保てるかがポイント。今日から普段のヘアケアを見直して、しっとりとツヤのある美しい髪を目指していきましょう♪