どっちが夫婦円満?一緒に寝るか別々に寝るか、メリット・デメリットを徹底比較!
みなさんは、夜一人で寝る派ですか? パートナーと一緒に寝る派ですか?
独身の方は、もし結婚したら、パートナーと同じベッドで寝たいと思いますか?
好きな人のぬくもりを感じながら寝られるのは幸せですよね。
でも実際は、結婚して同居していても一緒に寝ないという夫婦もいます。確かに、冷暖房の温度調整や束縛感があったりして、別々に寝るほうがうまくいくという考え方もできますね。
結局、どちらが夫婦円満になりやすいのでしょうか?
今回は、「夫婦一緒寝」と「夫婦別寝」それぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。
目次
夫婦で一緒に寝るカップルはどのくらいいるの?
Q.寝るときは夫婦一緒ですか?
- はい …… 70.75%
- いいえ …… 28.95%
アンケートの結果、70%の夫婦が一緒に寝ていることがわかりました。約10組に3組は別々に寝ているということになりますね。
一緒に寝る派の意見
安心感がある
- 「隣で寝ていることで安心感を得ることができます。」
- 「子どもも一緒に寝ているから。安心できる。」
- 「普段出張などが多いので、夜は同じベッドで寝たい。」
一緒にいるとお互いに安心して眠れるという声が多かったです。子どもから目を離せないので、一緒がいいという声もありました。
コミュニケーションが取れる
- 「寝ながらおしゃべりもできるのでいい。」
- 「ケンカをしても2人でいることを忘れないため。」
- 「寝る前に会話ができる。」
- 「朝起きるのに起こし合える。」
普段忙しくなかなかゆっくり話をする時間がないので、ゆっくりできるこの時間を大切にしたいという声もありました。面と向かって会話するよりも、隣に話しかけるほうが話しやすいということもあるかもしれませんね。
その他
- 「特に別々に寝る理由もないし、冷暖房費の節約になる。」
- 「お互いの体調の変化に気づきやすいから。」
- 「結婚直後から一緒に寝ていて、子が産まれてもそのままになっている。」
寝室がひとつで良いので、光熱費や家賃の節約にもなりますね。パートナーが夜急に具合が悪くなってもすぐに気がつけるメリットもあります。
別々に寝る派の意見
よく寝たい
- 「相手のことを気にせず熟睡できるから。」
- 「イビキがうるさい。」
- 「1人で、広々と寝られるから。」
- 「暑がりと冷え性で、空調設定が合わないから。」
パートナーのいびきがうるさかったり、寝相が悪いと、隣で熟睡するのは難しいのかもしれません。さらに男性と女性で体感温度も違うので、冷暖房が暑すぎる・寒すぎるとなっては仕方ないですね。
生活リズムが合わない
- 「仕事で遅く帰ってきて睡眠時間が短いので、一人でよく休みたい。」
- 「子ども・妻と夫で就寝時間が違うので。」
- 「家族と起床時間が違うので別に寝ています。」
- 「子どもは早く寝てしまうが、深夜のテレビが見たい。」
子どもができると、妻は子どもに合わせた生活リズムになりますが、夫はそうもいかないケースが多いようです。残業や夜勤などで帰り時間がまちまちのときには、別々で寝たほうががお互いにゆっくり休めるというケースも。寝る時間が違えば起きる時間も違いますからね。
「夫婦一緒寝」のメリットとデメリット
まず「夫婦一緒寝」のメリットとデメリットをあげてみます。「夫婦一緒寝」とは、夫婦で一緒の部屋でひとつのベッドで寝ている、もしくは2つの布団をぴったりくっつけて敷いて寝ていることとします。
一緒寝のメリット
- 同じ空間で相手を感じたり安心できる
- 一緒にいる時間が増える
- いびきや呼吸の様子、声などで、パートナーの不調にいち早く気づける
一緒寝のデメリット
- 寝相やいびき、夜間のトイレの利用などが睡眠の妨げになる
- 体感温度に差がある場合、それが原因で体調を崩す可能性がある
- お互いに自由な時間が減る
お互いに盛り上がっている最初のうちは、一緒に寝るのが当たり前かもしれませんが、年数を重ねるごとにパートナーと寝ることの悪い面ばかりが気になってしまい、面倒になってしまうこともあるでしょう。音楽やアロマなど、ゆったりと自分が寝やすい環境を作り、一人で寝るほうが体も休まるかもしれませんよね。夜中にお互いに物音で目が冷めたり、同室の場合は冷暖房で体調を崩してしまうこともあります。
しかし、一緒に寝ることで夫婦間のコミュニケーションが増えることや、安心して眠れること、夜中に急に体調が悪くなった場合などにお互いがすぐ気づけることというのは大きなメリットです。別寝にすると、夫婦間のコミュニケーションが減って温度差が生じてしまう可能性があります。
「夫婦別寝」のメリットとデメリット
次に、「夫婦別寝」のメリットとデメリットをあげてみます。「夫婦別寝」とは、別室で寝ていることはもちろん、同じ部屋で寝ていてもベッドが別々で離れていたり、子どもが間に入って川の字で寝ていたりすることも含めます。
別寝のメリット
- ゆっくり寝ることができる
- 一人の自由な時間がもて、寝るタイミングにも縛られない
- プライバシーが守られる
別寝のデメリット
- パートナーの異変に気づきにくい
- 一緒にいる時間が短く、コミュニケーションが減る
- 別室の場合、電気代や冷暖房費が高くなる
特にどちらかの帰りが遅い場合などに多いと思いますが、自由時間を趣味に使いたい場合なども、寝る時間がそれぞれ違ったりしますよね。寝ているパートナーを起こさない気遣いのために、別寝にしている夫婦も多いでしょう。また、寝る前に顔パックをする姿を見られたくないなど、プライバシー面でも別寝のメリットがあります。
一番のデメリットは、離れて寝ることで会話やスキンシップなどのコミュニケーションが取りづらくなることでしょう。また、子どもがいる場合、両親が別々の部屋で寝ていると、両親が仲良くないのでは、と子どもが不安に感じるかもしれません。
どの部屋で寝起きするか、で夫の出世に影響が?
寝室を同じにするか別々にするか、メリットとデメリットについてお話してきましたが、寝室を別々にする場合に、注意しなくてはならないことがあります。
それは、朝日が差し込むメインの寝室をどちらが使うかです。
東の窓から朝日が差し込む部屋がメインベッドルームになっている間取りの住居も多いです。目覚めてすぐに朝日を浴びることで、すっきり目覚めることができます。朝日を浴びることで、心身の安定や心の安らぎなど人間の精神面に大きな影響を与える「セロトニン」というホルモンが分泌されますが、これが少ないとやる気が出なかったり、なんか身体がだるいとか眠気が取れないといったことの原因にもなります。
寝室で過ごすことが多い妻が朝日の差し込むメインベッドルームで睡眠をとり、夫は夜中に帰宅して早朝から出かけるため、どうせ短時間しか使わないのだから、あまり良くない部屋を使う。別に妻に悪気があってそういうことになっているのではなく、2人が同意の上でこのようにしている夫婦が結構いらっしゃいます。
ですが、狭くて日が入らない部屋で寝起きする人と、朝日を浴びて気持ちのよい朝を迎えてる人と、どちらが成功したり出世したりする確立が高くなるでしょうか?
それを考えると、一家の大黒柱である夫に、朝日の入る一番良い部屋で寝てもらいたいものです。
とはいえ、誰だって朝気持ちよく目覚められる部屋で寝たいですよね。やはり基本的には、朝日が差し込む部屋で2人で一緒に寝る工夫をするのが一番ではないでしょうか。
どちらがいいかは、夫婦で相談して決めましょう
「夫婦一緒寝」と「夫婦別寝」には、どちらにも良いところと悪いところがあります。「自分たちはどうしたら良いか、どうしたいか」ということを夫婦で話し合うことが大切です。こうしたことを二人でしっかりと話し合える関係こそが、良いコミュニケーションを生み、夫婦円満にもつながっていくのではないでしょうか。
仕事などで帰宅が遅くなって家族が先に寝ているときや、冷暖房がきつすぎるようなときには、そのときだけ別の部屋で寝るなど、臨機応変に対応できるようにしておくのも1つの方法でしょう。